札幌市東区にて、任意売却物件のお引き渡しが完了致しました。
相談者のH 様は経営されていた飲食店が事業不振となり、 令和2年1月に会社の破産を致しました。
個人の破産は不動産の売却処分が決まり次第、裁判所の許可を持って
不動産の処分、お引き渡し決済後に個人破産となります。
H 様は東区の一戸建てにH 様のお母様、奥様とお子様でお住まいに なられておりましたが、
今回の売却により、家族で札幌を離れました。
当社の提携弁護士よりご紹介をいただきましたが、H 様はお会いした時から 既に気持ちが前を向いており、
「こうなったのは自分の責任でもある。悔いが無いといえば嘘になるが、このまま破産もせずに経営していても家族に迷惑をかけるだけだから」
最初は自己破産であれば家は競売でも良いのではないかと考えられたそうですが、
弁護士からの任意売却の提案もあり、任意売却で良い方を見つけていただきたいとの気持ちに変わったようです。
無事に買主様が現れた時には、H 様は心より安堵したようです。
今回の販売はコロナ渦であり、買主様を探すうえで北海道緊急事態宣言など 思うような販売活動が出来ない状況
となってしまいました。
H 様、この度は当社をお選びいただき誠にありがとうございます。
H 様には前向きな精神があります。これからのご活躍を期待しております。