札幌市中央区にて任意売却のご相談をさせていただきました。
60代のT様はご夫婦2人で不動産にお住まいなられており、昨年11月に札幌市より
不動産に差し押さえを設定されております。
遅延損害金を含めて200万円滞納があり、住宅ローンは400万円程度の残債。
当時、住宅金融公庫(現、住宅金融支援機構)より借り入れをしており、滞納は7ヶ月。
定年退職後、貯金を切り崩しながらご主人はアルバイト、奥様はパートをし、なんとか
住宅ローンは支払ってきました。
しかし、2年前にご主人が病気になり入院費や治療費などでローンの支払いも滞り始め、
市・道民税の支払いまでも滞るようになりました。
少ない年金と、奥様のパートはご主人の介護もあり思うように働けないう状況です。
子供のいないご夫婦であったため、頼れる人もいない、親戚や兄弟にも恥ずかしさがあり頼れない。
債権者様より任意売却の申し出の提案をいただき、当社にご相談となりました。
リースバックで検討をしておりますが、支払える家賃の限度もありますので、今後状況を見ながら
リースバックか、退去し市営住宅などに入居されるかを決断していきます。