札幌市東区にて、マンションの任意売却回避のご相談者様からご依頼をいただき、
無事お引き渡しが完了致しました。
相談者のK 様は、3年前に新築マンションを購入され奥様と二人でお住まいになられておりましたが、
今年60歳で定年退職となり、再雇用先も見つからない状況。
住宅ローンは22年残っており、退職金を切り崩しながら生活をしておりました。
相談時にはまだ滞納はしておらず、住宅ローンも全く減っていない状況で
働き先が見つかってもあと22年これから先の生活を考えると支払っていけない
という相談でした。
まだ滞納をしていないこと、早急に売り出しを開始し1~2ケ月で売却が成功すれば
完済できるマンションだったため、K 様には売出前にすぐに住み替え先を探していただき、
相談から2ケ月程度で売却に成功しました。
K 様、この度は当社をお選びいただき誠にありがとうございました。
お部屋もハウスクリーニングの必要のないぐらい綺麗に退去していただいたため、
買主様も喜んでおりました。
せっかく購入された新居を売却することは計り知れない気持ちの葛藤があったと思います。
しかしながらK 様は住宅ローンの完済が82歳、持病もあり、再雇用も出来るのか不安な心理状態でした。
まず住宅ローンの重圧から解放されたことが気持ちとして一番楽になられたと思いますが、
必ずしも売却したという結果が良いものかどうかは本人達の心情次第なところもございます。
今回は任意売却ではありませんでしたが、あと少し判断が遅く滞納が続けば、任意売却となっておりました。
その場合、売却価格も安くなり多くの残債が残っていたかもしれません。
任意売却を選ばれる方は『家の返済やキャッシングやカードローンにしばられ、私生活が破壊されている』
状態の方が多く見受けられます。
競売入札手続きに移行していたため任意売却ができず、競売での売却処分となり多くの返済が残った方も数多くいらっしゃいます。
これから滞納になる、または滞納が続き一括返済を求められた段階の方は、早めの相談をお受付しております。