今年3月31日に金融円滑化法が終了して5ヶ月が経過しましたが任意売却の現状はどうでしょうか。
先日、保証会社の担当者との話の中で「任意売却案件は昨年、一昨年と比較して減っている。その理由として
金融庁の指導のもと金融機関は柔軟に対応している結果では」と話され
又、支援機構サービサー担当者も「最近案件は減っている」と話しておられました。
現在北海道では1万件近い方々がリスケジュールをされていると推測されます。
経済の好転で住宅を失うことなく進んでいくことを願っていますが
中には、とりあえずリスケをしている方もあるのではないでしょうか。
そのような方は今後住宅ローン返済が困難になり手放す事になってしまいますし
経済の好転が続かなければ今後住宅を手放す方が増加すると懸念されます。
金融機関も来年以降どのような対応になっていくか分かりませんが、問題を先延ばしだけのリスケは何の解決策
にもなりません。
住宅ローンの返済が困難になったなら、まず家計を見直しムダを省き、それでも返済が不能なら
任意売却の専門家にご相談ください。