札幌市北区にて任意売却のご相談をさせていただきました。
70代のT様は26年前に購入された分譲マンションにご夫婦2人でお住まいなられております。
当時、住宅金融公庫より2,300万円借り入れし、25年間の返済予定、順当にいけば完済している予定でした。
しかし、ご主人も奥様も病気が重なり、やむなく途中から返済年数を引き伸ばしたようです。
毎月6万円程度の住宅ローン返済と2万円程度の管理費・修繕積立金、年2回10万円づつのボーナス返済の負担があり、
持病を抱えた年金暮らしのご夫婦ではとても支払っていける財産も気力もありません。
子供を交えて家族で話し合いをし、任意売却の決断をされました。
今後、ご夫婦は賃貸へ引越しを行いますが、不動産を処分する事により、管理費や修繕積立金、固定資産税の支払い、
そして住宅ローンの返済から開放されます。
賃貸の家賃はかかりますが、それでも今までの支払いを考えると十分余裕のある生活が送れます。
これから売却がスタートしますが、1日でも早く売却をし、本当の意味での再スタートが切れるよう心から願っております。