新年を迎え、今年は緩やかに好転している経済が更に上昇することを願っています。
今年も、少しでも多くの方々の住宅ローン問題解決のお手伝いをさせて頂きます。
ご相談者の状況は様々ですが、滞納の状況を伺うと税金を滞納し差押えがされている場合があります。
任意売却を遂行する際、実は、税金滞納が足かせになってしまい売却ができない事があります。
税金を滞納すると税務署や役所は不動産に差押の登記をして、不動産の売却が出来ないようにします。
売却する際は、差押を抹消してもらう必要があります。
しかも、抹消するためには滞納税全額そして年14.6%の延滞税も一括納税を求められます。
一部納税し、残ったものは分割で納税したいと申し出ても「税の公平性」を理由に応じてもらえません。
国税徴収法・地方税法の定めによると、色々と議論が分かれるところですが、全額納税を求めることの
良し悪しは別にして、殆どの場合全額納税が条件になりますので、これが任意売却のハードルを高くしている
のも事実です。
住宅ローンの返済が難しくなった場合でも、税金は何とか納めましょう。
万が一差押された場合、担当者と良く相談し月々少しでも分納しましょう。