昨日、ご依頼頂いていた物件の引渡しを無事に完了することができました。
売却の依頼を頂いてから売却まで6ヶ月の期間を費やしてしまいました。
レインズは勿論のことアットホーム・ハウスタウン・連合体・MRDなどのポータルサイト、家探し・住ピタ
などの新聞媒体や近隣住民へのポスティング等、更にオープンルーム等可能な限りの告知をして販売活動をしま
した。
売主様は、スムーズな売却ができるよう事前にお引越しをして下さり、内覧者の対応がスムーズにできました。
しかし、立地条件や価格の折り合いがなかなかつかずに長期化してしまいました。
任意売却には期間が定められています。
住宅金融支援機構は6ヶ月、民間保証会社は3ヶ月から6ヶ月で購入希望者が現れなければ競売の申し立てに
移行していきます。
競売に移行しても任意売却を継続することは可能ですが、裁判所の競売三点セットの提出を求められたり、物件
価格が変更になってしまう場合があり困難を窮めることがあります。
業界で問題になっている「囲い込み」など行っている場合ではありません。自己の利益を優先するのではなく、
ご依頼者の利益を最優先するという精神がなければ任意売却は成功したとは言えません。
この精神を今後も忘れることなく、住宅ローン返済に窮しておられる方にアドバイスをさせていただきます。