本日物件のお引渡しが完了致しました。
S 様は昨年の12月にご相談をいただきました。
当時住宅ローンは3ヶ月滞納をしており、ご夫婦は別居状態、奥様とお子様が1人お住まいになられておりました。
平成20年に1,000万円で購入をされた中古住宅を1,000万円を掛けて改装し、住宅ローンとリフォームローン
の2口の支払いをしておりました。
不動産はご夫婦2分の1づつの共有名義、ローンも共有名義です。
ご主人様は購入後、地方に出稼ぎへ、家には全く戻っていないようで、夫婦すれ違いの生活だったそうです。
借金は車のローン、キャッシングが4社あり、今までご主人様と支払っていたローンが奥様の分、ご主人の分と
分けて支払うようになったようですが、今まではご主人が大部分を支払っていた為、奥様は自分の支払い、光
熱費など支払いは延滞。
お2人で話しあったうえで離婚を決断し、他者不動産会社様で不動産の売却査定を行いました。
しかし、家の築年数が古く、リフォームをして既に9年経過していた為、ローンの半分程度の査定額だったうようです。
その後、任意売却というキーワードをインターネットで発見し、当社にご相談をいただきました。
代位弁済を経て4月に売り出しを開始し、5月には購入希望者様が現れ、本日無事にお引渡しとなりました。
S 様ご夫妻はこれから離婚調停をし財産分与、残った1,000万円近い借金は自己破産を検討されるようです。
再スタートまでまだまだ時間が掛かりますが、家の売却が無事終わり、奥様は安心した様子でした。
S 様、この度は当社をお選びいただき、誠にありがとうございました。
離婚による共有名義の不動産売却は年々ご相談が増えております。
借金が査定額より多く残っている場合、売却を諦めている方もいらっしゃいます。
任意売却は借金が多く残っていた場合でも、債権者様の同意を得て売却が可能です。
査定額が低く、売却を諦めている方は、是非当社までご相談をお待ち申し上げております。